寄稿者:ムジ7 (@MusikSasanQua18) 様
※セットリストはこちら↓
ライブ開催の告知
2022年6月23日に投稿されたこの画像は「新作の組曲か?!」「アルドノア?」「バブル?」と早速波紋を呼びました。果たして、この画像はLIVE【emU】2022発表への布石であり、翌24日18時、ライブ開催が正式発表されることになります。
初回のemUから2回目のemUまで4年空いていたこともあって、1年半というスパンでの開催は(コロナ禍では元から黙って着席で聴くスタイルのemUがフィットするという判断もあるかもしれませんが)ファンを大いに歓喜させました。
天気
2021年2月のemU以来、すっかり天気には恵まれるようになった澤野さんのライブ(2021年のemU前のライブでは、大雪を降らす、台風を呼ぶなど雨男症状の悪化が懸念されていたレベルでした)。お天気についてはMCでも「僕のライブはいつも雨が降るので、前のemUで傘をグッズ化してみたら、その途端降らなくなりました」と自嘲気味に語っていました。Program:Aにてこの傘の再販の話をしたところ、Program:Bまでには完売したそうですね(荒木哲郎監督も購入されたとのこと)。
お花
パンフレットで対談した菅野よう子さんからのお花が中央にドンと鎮座していました。そして「ONE PIECE FILM RED」で直々に澤野さんを指名した原作者・尾田栄一郎さんからもその横に置かれているなど、これまでにない錚々たる方々からのお花が並びました。
構成について
ライブの1曲目というのはそのライブの方向性を位置づけると言っても過言ではありません。様々な予測が行われ、筆者といえばNetflixの「TUDUM Japan」スペシャルミュージックステージの印象に引っ張られ「BUBBLE-THEME」を1曲目に期待していました。が、選ばれたのは国内ではLIVE [nZk]006ぶりの演奏となる「DRAGON RISES」。ストリングスにギター、ベース、ドラムと順番に各楽器の魅せ場が用意されているこの曲はやはり1曲目に相応しい選曲と言えましょう。
セットリストの注目ポイント2つ目は「斬LLLア生LL〜 鬼龍G@キLL」「PRO//MARE」「PROMARETHEME」と2曲ずつ演奏された今石洋之監督作品曲たち。キルラキル楽曲のメドレー構成や、「Inferno <×PT>」に近い構成の「PROMARETHEME」は前回のemUで生み出されたものです。他楽曲がそれぞれ作品から1曲ずつの中、「キルラキル」「プロメア」だけ2曲というのはなにか意味ありげと感じてしまいます。今石監督との新作、あるいはfeat. Hiroyuki ImaishiのemUへの布石など。期待は高まりますね。
前半の構成で言うと「DRAGON RISES」「LiVE/EViL」「U & Cloud」「81DIVER」は2017年のemUから、前述の今石監督楽曲群や「κr0nё」は2021年のemUからといったように、2つのライブの要素を上手に取り入れたセットリストであったことがわかります。「81DIVER」を澤野さん達が先にはけてからバンドメンバー(Guitars:飯室博・椿本匡賜 / Bass:田辺トシノ / Drums:藤崎誠人の4名)だけで演奏し休憩に入る流れも2017年と同じでした。人見記念講堂での再演ということで1回目のエッセンスも大事にしつつ、2回目、そして最新楽曲もバランス良く、初めて参加の方から常連の方までが意識されているのを感じました。
「青の祓魔師」や「魔王」は事前の演奏予定作品にも名前があったので、もう1曲ずつくらいは聴きたかった、というのが本音にはなります。個人的には「戦国BASARA」と並んで組曲化を望む作品たちなので今後の展開に勝手に妄想を膨らませています。
鈴木瑛美子さん
「kIng」「KABANERIOFTHEIRONFORTRESS」「ətˈæk 0N tάɪtn <WMId>」での歌唱を担当した鈴木瑛美子さん。「kIng」1曲の楽曲提供のみでemUに大抜擢と、どの曲を歌うのかが開演直前まで散々議論の的になってきましたが、結果澤野さんが充てがったのはElianaさんポジションでした。初参戦とは言えない圧倒的なパフォーマンスは「女型の巨人がいた」との感想が出たほど。高音から低音まで操る細やかな歌唱力と、爆発的な声量。そしてミュージカルの経験で培った表現力は確かにElianaさんポジションを任せたくなる。別レーベルからでも臆することなく声を選んでくる澤野さんの采配の巧妙さ・挑戦の心意気にも感服する一幕となりました。ドラマチックな彼女の歌声は澤野さん楽曲との相性抜群であることが明らかになった今、1曲だけに留まらず劇伴楽曲への参加など今後もコラボしてほしいと思います。そういえば「KABANERIOFTHEIRONFORTRESS」では舞台に登場するのがかなりギリギリだったため「この曲はオフボーカルでいくのかな?」と思った瞬間もありましたね…
色彩
さて、「ライブで聴きたいけど今回はやらないだろうと無意識に予想から外してしまっていたからこそ衝撃の度合いが大きかった曲」No.1、映画バブルOST収録の「色彩」。バブルモチーフやヒビキのテーマ等「バブル」で使われる旋律すべてが融合し1曲で作品を表現しているため確かにやるならこの曲なのです。ボーカルが誰なのか?という最大の課題を…mizukiさんという表現力の化身が解決していきました。火の鳥([nZk]007・LIVE “BEST OF VOCAL WORKS [nZk])、close your eyes(LIVE “R∃/MEMBER・LIVE【-30k】001)等、他ボーカルへ提供された楽曲も単なるカバーではなく「自分のもの」として歌い上げてきたmizukiさん。イツエ・UNIDOTSでの活動でも顕著に見られるように、mizukiさんの歌唱は歌詞を時に突き刺さるほどに相手に伝えるところに特徴があり、「今よりもっと ずっとあなたのそばがいい」とまっすぐに歌い上げられた日にはもう惚れるしかないんですよ()。
幕間
「81DIVER」を終え演者が全てはけていくと、「立body機motion〜mouth×宣華 ○2LI〜BANSHEE〜MNE〜Inferno〜KINGDOM-DUE〜BATTLEKOUR〜Battle Scars」のメドレーが各作品の名場面と共に流れました。MNEのサビで頭ドッカーンされるガウマンが謎にツボりましたね。「キングダム」では4期の活躍で株を上げまくった成蟜のシーンでグッと来るものがありました。このコーナーは物販に置かれていたサントラたちの販促の意味合いもあったのでしょうかね(メドレーでは流れていませんが「アルドノア・ゼロ」等は売り切れになっていたそうです)
さて、幕間の時間はこれだけではなく、なんと「LilaS」vcpf-ver.の新作映像が流れたのです。前半で「エイティシックス」楽曲は演奏なかったな〜と落胆していたところにこれです。PIANO[-30k]ではピアノ一本での「LilaS」はありましたが、いきなりの完全新作です。この曲も前述の「色彩」と並んで澤野さんとしては久しぶりの甘い癒やしメロディの楽曲。ピアノとチェロのみで情感たっぷりに奏でられることで歌詞がなくても「エイティシックス」最終話に思いを馳せたファンは多かったのではないでしょうか。また、映像でとはいえ伊藤ハルトシさんがご出演されたことで歓喜したファンもまた多かったことでしょう。
そしてピアノ+チェロの組み合わせにさらにLacoさんを迎えた「Grey to Blue」もうれしい悲鳴を上げることになった選曲でした。「まれ」楽曲は「mio MARE」や「Song of..」はセルフカバーされ新たに生まれ変わっているものの、原曲を歌うボーカリストの不在もあり作品としては演奏機会に恵まれない現状がありました。なのでここで新たにLacoさんの楽曲となったことで再発見の機会ともなりました。原曲で印象的なピアノのイントロとは今回違ったため、歌い始めるまで「なんの曲?」となったファンも多かったのでは?澤野さんがこの曲に今アプローチするならこうなる…という変化も感じ取ることができましたね。2曲ともいつかファンクラブのMOVIEコンテンツとして公開してほしいところです。
と、いうことでこの幕間はあくまで演者にとっての「休憩」であり、観客にとっては全く休憩ではなく…Program:Aでは映像のあとに「もうすぐ休憩時間が終わります」というアナウンスが入り、「今この時間は一応休憩だったのか…?!」とざわつきが起きました(Program:Bでは演者の準備が早くできたのか、このアナウンスは流れませんでした)
“Attack on titan” suite
2021年のemUで初演された進撃の巨人組曲。本作はオーケストラコンサートも行われているため楽曲自体を聴く自体は他作品に比べると多いです。ətˈæk 0N tάɪtn <WMId>での鈴木瑛美子さんの凄まじさは前述のとおり。「Before Lights Out」「K2-」はバンドの聴かせどころも多く身体が無意識に動いてしまうのを改めて実感しました。「T:T」はmizukiさんが初めて担当することとなり、儚さを感じる歌唱は胸に迫るものがあったものの…Gemieさんの「叫び」も恋しくなってしまいました。
“The Seven Deadly Sin” suite
神曲中の神曲「Eri0ne$」の初演が最大の白眉でしょう。弦が厚めの構成ではなく一本ずつのため逆にこういう甘いメロディは芯まで沁み入ります。高らかに大サビを奏でるホルンも気持ちよかったですね。Perfect TimeもNetflixのイベントに続きmpiさん&Lacoさんで定着してきた感があります。次作「怨嗟のエジンバラ」ではこのお二人でのバージョンも収録されるのを期待してしまいます。
“MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN” suite
ガンダムUC楽曲はFILM&LIVEなどを含めて幾度も演奏機会はあったものの、組曲としては今回が初演。一気に通して5曲(「UNICORN GUNDAM」は「MAD-NUG」の旋律も含むため実質6曲分)を浴びガンダムUC世界に浸れる至極の時間でした。何度も組曲の動画を見ていたせいか、イントロから澤野さんたちミュージシャンの背後に横浜のガンダムが視えてしまっていました。MOBILE SUIT〜EGOは夕闇に変化していくよな〜など音と映像で一体的に記憶って残るものですね。組曲の演奏は特にギターやピアノのライブ用アレンジが効いているのでただひたすらにミュージシャンのみなさんがかっこよかったです(語彙力)
“MOBILE SUIT GUNDAM Hathaway” suite
どのような構成での演奏になるか全く未知の世界だったハサウェイ組曲。まずMöbiusはボーカリスト3人が舞台に立ち[nZk]007以来の演奏。Lacoさんのマイクの音量が少し小さめだったのが気になりはしましたが、澤野さんのライブでトリプルボーカル曲を聴けることはなかなかないのでドルビーシネマで聴いたときのように曲の世界観に飲み込まれそうになります。チェロが参戦したことによりより音源に近づいたと言えるでしょう。いつか音源と同じ編成で聴いてみたいものです。
そして、私個人的な聴きどころでいえば「83UeI〜ESIRNUS」における水野さんのチェロでしょうか。情感たっぷりに聴かせつつもどこか寂しさも感じさせる音色はまさにハサウェイの心情に寄り添ったもので作品理解の深さが伝わってくるものでした。またこの2曲はダバオ襲撃戦のシーンで使われた順番と同じなためメッサーでの戦闘や市街地を逃げ惑うハサウェイやギギを脳裏に浮かべた観客も多かったことでしょう。
アンコール
emUでもTRACERが聴けたのは大きな収穫でした。作品の劇中でもダンスホールのシーンで流れることもあり、立ち上がって体全体で曲にノリたい衝動を抑えるのがたいへんでした。せめて手拍子くらいはしたかったですが…サントラライブのノリは難しいですね。
Program:Bラストの「ətˈæk 0N tάɪtn <WMId>」だけ、各曲短めに「BLUE DRAGON〜A LETTER〜RE:I AM」を弾いたあとにイントロのピアノに繋がる構成でした。Program:Bのラスト曲はピアノソロか、あるいはBLUE DRAGONのアレンジVer.か?!という期待をいい意味で裏切っていきました。「ətˈæk 0N tάɪtn」は2017年のemUではトリから2番めで、小林未郁さんが澤野さんのライブに参加した最後のタイミングであったため、似たようなアンコールでの演奏というシチュエーションで鈴木瑛美子さんがカバーしていく形は「ボーカリストは変動していくものである」というメッセージも込められているのか…と愚考する次第であります。
MC
MCは最後のみ。まず一通りメンバー紹介を終えたあと、還暦を迎えた飯室さんに赤いちゃんちゃんこ、ではなく赤いライダースジャケットをプレゼントしたことを報告してくれました(Program:Bでは「ライダースーツ」と言い間違えてあわや飯室さんを変身させるところでした)。「これから必ずいつもこれを着てくれるはずなので街なかで見かけたら声をかけてあげてください」と仰っていました。
天気の項でも書いた傘のお話で、最近ブログにも書かれていた「降ると思って持って出かけたら降らず、逆にお天気もつだろうと傘を持たずに出かけたら降る」という天邪鬼エピソードを披露してくれました。実用グッズの折り畳み傘はぜひ売り続けてほしいものです。
パンフレットの対談について、菅野よう子さんと対談できたことについて、「こちらは興味津々で聴きたいことがたくさんあったが、菅野さんは自分の髭くらいにしか関心がなかったと思う」との発言も。詳しくはパンフレットでご確認を。
毎度恒例の怒涛の担当作品告知タイム。「Fate/strange Fake -Whispers of Dawn-」は後半の横文字が読めず「ホワイスパーオブダウン」になり、「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ」は「怨嗟」が読めずとっささにKOHTA YAMAMOTOさんに読み方を訊く始末。Program:Aでそのくだりがあったため、Program:Bで「怨嗟」が読めた時には山ちゃんが優しく頷く一幕も。こういう形の業務提携もあるのかと感服しました(澤野さんと山ちゃんはVV-ALKLINEを通して業務提携を結んでいる)。
Program:Bでは最後に、「LIVE【emU】は不定期になってしまうかもしれませんがこれからも続けていきたいと思います」という旨のお話もありました。2021年と今回、年を連続して行ったのは本稿の最初の方でも記述した通りコロナ禍でのいわば特例。これからは今回のように毎年はできないけど開催していくよ、という意味に筆者は捉えました。ボーカル曲だけでなくサントラ曲も毎年名曲が次々と生まれている以上、忙しい中でしょうが両輪でやっていただきたいところです。
最後に、改めて素晴らしい舞台を届けてくださった澤野さん、ミュージシャン、開催に尽力してくださったスタッフの皆さまに大きな感謝を。ありがとうございました。
皆様より感想レポート ♯音龍emU2022(2022/12/01 更新)
こちらでは音龍ツイッターで募集した感想ツイートや頂いた感想メッセージを紹介していきます。
01、DRAGON RISES
今回何度か走馬灯が見えたんですけど、1回目が1曲目DRAGON RISESです。今は昔、nZk004のDay1に[nZk]o1を1曲目にして、Day2の1曲目にこれをカマされたあの日の衝撃を完全に思い出した。「ライブ1曲目で度肝を抜く」楽曲の始祖みたいなもんです。(さだくに様)
白衣の面々登場から1曲目 DRAGON RISESでボルテージが最高潮に達しただけでなくLIVEならではの締めのバッキーギターソロアレンジがカッコ良すぎて全ワタシがスタンディングオベーション(ミネバパパ様)
あれ、おかしいな… 澤野さんが登場した瞬間感極まって涙が出た以降の記憶が….(しましま様)
02、斬LLLア生LL(前半) 〜 鬼龍G@キLL(後半)
今回今石監督作品はプログラム上離れた位置にいるけどキルラキルもプロメアも楽曲がパンチありすぎるので何ら問題なかった。やっぱりキルラキル楽曲×2をライブの最初に持ってきていきなりハイボルテージにしてくれるのが嬉しい(さだくに様)
斬LLLア生LLはBefore my body is dryのメロディが入ったインスト曲です。キルラキルの世界観を表しているかのような、何だかよくわからないいろんな楽器が鳴っているイントロから始まり、一旦落ち着いてストリングスがBefore my のメロディを弾いてるところが個人的に好きなポイントです。鬼龍G@キLLは本編で鬼龍院皐月が出てくる時によく流れていたテーマですね。今回は後半のより治安が悪そうなロックの部分が演奏されていました。ギターがギュインギュイン鳴ってるのとか、バスドラの3連符とかものすごくオラついてて最高で、本当に治安の悪そうな音を全身に浴びられて大満足です。(冬月様)
03、LiVE/EViL
そうそう、今回藤崎さんのドラムが覚醒してて。LiVE/EViLとかRoads to RideとかUC組曲のEGOとか今までにないアレンジだったと思う。ドラムが澤野サウンドの肝なんじゃないかと思ってるのでこれからサウンドがどう変わってくのか楽しみになった(さだくに様)
04、kIng
鈴木瑛美子さん、後生ですから澤野さんの劇伴に参加しちゃあくれませんか…………(さだくに様)
鈴木瑛美子さんは ゴスペルやってたし ミュージカルも出ていらっしゃるので声の出し方が完全にそれなんですよねぇ。 だからサントラボーカル曲とはめちゃくちゃ相性がいいと思うんです。作品を歌に憑依させることができる、的な、感じがします。(しましま様)
初めて鈴木瑛美子さんを生で聴いたけど本当にうますぎてびっくりした!(みやなの様)
05、U & Cloud
『U&Cloud』、夜公演で澤野さんがピアノを少し間違えたのも聴けた。 ミスタッチもライブならでは。幸せ。(ふじか様)
06、PRO//MARE
前半のホルンがワタシを仕留めにきているパートは斬LLLア生LLLとPRO//MAREに間違いなくソロ奏者編成でもここまで厚みを感じれるのはシンセKOTHAさんゴイスーオブゴイスー(ミネバパパ様)
07、κr0nё
『Krone』の中間部、スケールのように音階があがっていくところが、昼公演、夜公演と演奏が違っていたところがライブならではの楽しみ(ふじか様)
荒木監督作品の方は3曲連続だったのにこの並び偶然ってマジ?(パンフレット参照) それでも今回全部新鮮に聴こえたのはカバネリと色彩のボーカルが変わってたからかな?3曲とも荒木監督作品の枠を取っ払って各曲の存在感があった(さだくに様)
08、KABANERIOFTHEIRONFORTRESS
『KABANERIOFTHEIRONFORTRESS』の演出の炎に燃えそうになった方、多かったはず! 大炎上だった。熱かった。暑かった。(ふじか様)
09、色彩
バブル」から何をやるか自分なりにずっと考えてて、2曲くらいはやるかなって思ってたんだけど、今回の「色彩」1曲で一蹴ですよ、これ出されたらもう何も言えん、敗けです敗け敗け、「バブル」説明するのこの1曲で十分だわ(さだくに様)
mizukiさんがemUライブにいるのも新鮮だったし、色彩は涙無しには聴けなかった…!(みやなの様)
10、Roads to Ride
名曲揃いの『群青のファンファーレ』からも演奏されるとは思っていませんでした。サントラとnZkシングルのバージョンをミックスしたようなライブならではのアレンジ。舞台の照明も相まって騎手を目指す青春がステージに輝いていました。(管理人KK)
11、81DIVER
医龍、魔王と、かなり前のドラマ劇伴も非常に大切にされてて未だにセトリ入りするのにとても愛を感じるな~と思った所に81DIVER。熱すぎ。もう14年前とかだぞ?? これに関しては「バンドメンバー最小編成でもやれんだぞ」という気概を特に強く感じる(さだくに様)
澤野さんハケて何するのかなと思ったら最高に痺れる一音目が聞こえてきて大興奮です。「最高のバンドメンバーたちの演奏をご覧あれ!!」とでもいうような、澤野さんからバンドチームへのリスペクトを感じる選曲だなと感じました。ここはもうDr.の藤崎誠人さんに目が釘付けになってしまいました。めちゃくちゃカッコよかった……。(冬月様)
12、“Attack on titan” suite(A)
「ətˈæk 0N tάɪtn」 鈴木瑛美子さんの歌声はもちろんのこと、そのたたずまい、表情に圧倒された。 狂気の側に振れた女型の巨人が現れた気がした。(嶺様)
もう説明不要だろとは思うけど、進撃の巨人前半戦のあの世界においてシンセガンガンだったの凄いなって改めて(K2-とか) それでも鈴木さんのət’æk 0N tάɪtn、mizukiさんのT:Tと、まだまだ新解釈も生まれるから本当底知れないサウンド(さだくに様)
12、“MOBILE SUIT GUNDAM UNICORN” suite(B)
MOBILE SUITはライティングが完全に 『マリーダ・クルス クシャトリヤ 出る!』 『船は追わせない…ファンネル!!』 マリーダさん開眼! ほとばしるファンネル!! ジェガン四肢吹っ飛び!!! だった…(ミネバパパ様)
実は私はね、オーケストラとバンドサウンドって一緒になるとこんなにかっこいいんだって知ったのはUCのサントラを初めて聴いたときだったんです 今日はそれを改めて認識した日(冬月様)
ガンダムUC組曲でGUNDAMまでやってくれたのがサプライズで嬉しかった~ON YOUR MARKで終わりかと完全に思ってた… ほんとに聴きたかったから嬉しい…(みやなの様)
走馬灯2回目。このために来ました。ON YOUR MARKで終わったと思わせてからのGUNDAM(後半)は感情が破壊されます。この先何が起きてもこれを聴けば初めて聴いた瞬間を思い出すランドマークです。本当に、作ってくれて、ありがとう…………(さだくに様)
『ON YOUR MARK』のサビ部分でチェロと澤野さんのピアノでメロディを紡ぐ部分を生で聴けて、今まで生きててよかったと思えた(ふじか様)
13、“The Seven Deadly Sin” suite(A)
開幕銅鑼Gong4Nの時点で大勝ち。大罪はバンドネオンとか入っているだけあって澤野さんの楽曲の中でも”陽”の気が強いと常々言ってるんだけど、[104EYES-29CA2]suite-2楽章という「いつもの」澤野サウンドで全体を締めてるのが組曲としていい(さだくに様)
今回バイオリンが室屋さん1人だけだったんですけど、1本だけだからこそフィドルっぽい音色のメロディが際立っていて、七つの大罪のケルト音楽っぽさを表現するのにはそれこそが正解だったのかもしれないなと思いました。素人意見で恐縮ですが……。七つの大罪の壮大な音楽は生で聴いてこそだなと改めて感じさせられました。Perfect Timeに関してはすでにいろいろなところで聴いている曲ではあるのですが、emUで聴くPerfect Timeでしか得られない何かがあるのではないかと思います。(冬月様)
13、“MOBILE SUIT GUNDAM Hathaway” suite(B)
組曲の形になって初めて分かることは多い。EARthって……こんな高揚感あるんだ……!! 映画同様全体的に抑制が効いてて、常に緊張の糸を張りつつテンションは上がりっぱなしなので気が気でない。まああれだ、映像化しろ!!!!!!!(さだくに様)
ハサウェイの曲(EARth,83UEI,ESIRNUS) 生で聴くのは初めてだったので 感動したなぁ。 完全にハウンゼンに乗り込んだもんなぁ。ちゃんと服装選んで来てたフォロワーさん尊敬しちゃう!(しましま様)
Möbius以外の曲は多分生で聴くのは初めだったんじゃないかと思います。最初Möbiusから始まるの、映画のオープニングっぽくて良かったですよね。閃光のハサウェイの曲はUCに比べるとシンセを多く使用したものが多いので、今回のKOHTAさんのシンセがある編成にはうってつけの選曲だったんじゃないかと思います。そのようなところから楽曲が「近未来」のイメージに固まってしまいそうなものですが、個人的に思い浮かんでくるのはハサウェイが歩くダバオの海岸なんですよね。特にESIRNUSの2:20ぐらいのところとか、どこか東洋のエッセンスを感じるのは私だけでしょうか。なんだかMerry Christmas Mr.Laurenceを初めて聴いたときのことを思い出すなぁとかなんとか聴いている間にぐるぐると考えておりました。やっぱりハサウェイのサントラもすごく良いですよね。(冬月様)
『EARth』の話で、あの神秘的なストリングスのサビのメロディに澤野さんのピアノがユニゾンかオクターブで加わると思うんだ。さらに美しくなると思ったことが現実になった。(ふじか様)
MNEとガウマンの尋問シーン、スピード感合い過ぎ(休憩中の映像の話)(みやなの様)
14、TRACER
TRACERくんへ 貴方ライブ定番曲に”成り”ましたね?????(さだくに様)
15、PROMARETHEME
16、Möbius(A)
16、ətˈæk 0N tάɪtn <WMId>(B)
走馬灯が比喩でなくガチ。ピアノソロが第1回emUラストのBLUE DRAGONに始まり、A LETTER(やったことなくない?)、RE:I AMともう【emU】も[nZk]も全部の歴史を圧縮して出されて最後が鈴木さんの”今の”ət’æk 0N tάɪtn…………(さだくに様)
その他、MCなど・・・
それにしても本来大編成になりやすい劇伴の生演奏において、各楽器1~2名演奏者総勢10名で実現できるのが本当に謎。大人数の迫力とは別種の、一人あたりの存在感の大きさという凄みをひしひしと感じました(さだくに様)
忘れちゃうといけないんでっ!! とProgram A•Bとも確かめるように007で忘却したMCでのメンバー紹介をやりとげた澤野さん。 成長を感じた。 なおレベルアップはしていない。 (完全に子を見守る親目線)(ミネバパパ様)
『俺のMCだけレベルアップしてない件』(しましま様)
私メガネしてるくせに あんまり見えてないので 田辺さんの服が 科学者(白衣)っぽく見えて みんな白服だったし今回どんなコンセプト?!って思ってた笑 あと飯室さん還暦おめでとうございます。全然60に見えない!!かっこいい!!メンバーでライダースジャケット贈った話も感動(しましま様)
衝撃を受けすぎて知恵熱出しました(りお様)
終わりに
今回もたくさん感想ツイートをしていただきありがとうございました。次回のemUライブの日程はまだ未定とのことですが、次回もライブも今から楽しみですね。今後も音龍としては皆様が参加できるような企画を行っていきたいと思います。その際はまた参加していただけると幸いです。
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