2019年9月に発表された『Light and Shadow』、2022年8月に発表された『IVORY TOWER』、皆様は覚えているでしょうか?
いずれも中国で配信され、日本では未発売・未配信の楽曲です。
今回、中国にお住まいの方より情報をいただき、配信元や収録内容などの情報をまとめましたので、現時点での海外リリース楽曲について紹介します。
Light and Shadow
1つ目が、2019年9月12日 澤野さんの誕生日に発表された『Light and Shadow』です。
世界的人気のPCゲーム「League of Legends」(略称: LoL)のタイアップとして制作された楽曲は、大きな話題となり、現在(2023年5月16日時点)でPVの総再生回数は”2430万回“再生となっています。
PV以外にも、大会のオープニングセレモニーで楽曲が使用されている他、澤野さん、Gemieさん、cAnON.さんが出演されたメイキングムービーも公開されましたね。cAnON.さんは、このインタビューで初めて顔出しをされています。
- 公開年月日:2019年9月12日(木)
- 作曲:澤野弘之
- 作詞:cAnON.
- ボーカル:Gemie
澤野さん、Gemieさん、cAnON.さん出演
さて、ここからは中国での配信情報について紹介します(配信は中国のみ)。
中国の主要音楽プラットフォームでは、2019年9月11日にリリースされ、下記の通りに収録されています。
1. Light and Shadow / 4:23
2. Star Guardian 2019 Animated Trailer / 3:25
3. Light and Shadow (Instrumental) / 4:23
4. Star Guardian 2019 / 1:36
total time 13:47
1曲目は主題歌、2曲目はPV用音楽、3曲目はインスト、4曲目は別作曲者(Edouard Brenneisenさん)による楽曲です。
プラットフォームによっては、4曲目が収録されていないケースもあり、デジタルリリースによる収録違いかもしれません。
2曲目のPV用音楽は、序盤で流れるドラムとキラキラした音が印象的ですよね。
また、プラットフォームによってコメントが書き込める仕様になっており、
「何てこと!澤野弘之とリーグ・オブ・レジェンド!」
「雄大で壮大、いくら聴いても飽きない。」
「思い出が詰まったスターガーディアンでこんな素敵な演奏が聴けるとは!」
などの声が挙がっています。中国での人気が伝わりますね。
IVORY TOWER
2つ目が、2022年8月19日に発表された『IVORY TOWER』です。
『IVORY TOWER』は、中国の人気小説「龙族」(英題: Dragon Raja)がアニメ化された際の主題歌となっています。
その他には『IVORY TOWER -Orchestra Ver.-』『RYUZOKUit』(ピアノソロver.)も手掛けました。
アニメの音楽は、KOHTA YAMAMOTOさんと中国の作曲家2人の計4人で担当しています。
音源は、OP映像が中国のサイトで主題歌サイズを視聴出来ます。
澤野さん、SennaRinさん、KOHTAさん出演のインタビュー動画も公開されていますね。
- 公開年月日:2022年8月19日(金)
- 作曲:澤野弘之
- 作詞:Benjamin & mpi
- ボーカル:SennaRin
澤野さん、SennaRinさん、KOHTAさん出演
さて、ここからは中国での配信情報について紹介します。
中国の主要音楽プラットフォームでは、2022年8月19日にリリースされ、下記の通りに収録されています。
1. IVORY TOWER (feat. SennaRin)
2. RYUZOKUit
3. D_BLOOD_R
4. D_FINGEL_R
5. D_CASSEL_R
6. D_TRUTH_R
7. D_NORTON_R
8. D_CAESAR_R
9. D_BRONZE_R
10. D_CONSTANTINE_R
11. D_RISING_R
12. DRAGON RAJA
13. IVORY TOWER – Orchestra Ver. –
澤野さんが手掛けた3曲とKOHTAさんが手掛けた10曲が収録されていますね。
書き込まれているコメントでは、
「まさか龙族と澤野弘之が…夢にも思っていなく、嬉しくて泣いた。」
「龙族と澤野弘之 両方のファンには歓喜でしかない!」
「アニメがより壮大になった。」
など、中国での澤野さん人気を感じられる熱いコメントが数多く寄せられていました。
おわりに
以上が、現時点での海外リリース楽曲情報です。
海外でのリリース情報は、澤野さん側から言及されることはありませんでした。
そういった面も含め、音龍で情報を発信出来るのは良い機会だという考えに至り、今回記事を作成しました。
海外の曲は、権利上 演奏やリリースが難しい面があるようです。ライブに至っては、中国で開発されたアプリゲーム「機動戦隊アイアンサーガ」の『Sea of Fire』『N01R』が上海のライブで披露されましたが、日本での演奏は未だありません。
紹介した4曲は、全て中国のみということで世界中にリリースを心待ちにしているファンがいると思います。
日本でもいつかリリースされることを期待しましょう…!
海外での音楽活動は、これからますます増えていくかもしれませんね。ファンの皆さんも情報を待ち望んでいるはずです。音龍では、お伝えできる情報をキャッチしたときには発信していけたらと思っています!日本と海外での澤野さんを応援していきましょう!!
<追記>
2024年4月、日本語版「龍族 -The Blazing Dawn-」が放送開始となり、同年4月20日、『「龍族 -The Blazing Dawn-」Original Soundtrack Vol.1』が配信リリースされました。
2024年2月25日、ゲーム「雷索纳 Resonance Solstice(レゾナンス:無限号列車)」のProduction I.GによるアニメーションPVがbilibiliにて公開され、同時に主題歌『Hz』(ヘルツ)(Vo. mizuki)を手掛けたことが発表されました。
3月1日には、『Hz』『Hz -ORCH-』『Hpf』『Hz -STR-』『Hz <Instrumental>』が収録されたサウンドトラックが中国でリリースされています。
9月に日本でも情報が公開され、順次映像が公開されました。
10月18日に、日本でもリリースされることが発表されました。
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