1980年9月12日生まれ。作曲家としてのキャリアのスタートは2004年。以後アニメ・ドラマ・映画・ゲームなど様々な作品の音楽を手掛ける。Aimer・西川貴教・Do As lnfinityなどへの楽曲提供も行っている。
澤野弘之の作品は多岐に渡り、そのどれもが替えがたい魅力を放っている。
ここではその中でも代表的な4つの作品を取り上げたい。「医龍」「ガンダムUC」「進撃の巨人」そして「プロメア」である。
「医龍」では、ドラマティックで華々しいストーリーを更に強烈に印象づける曲の数々で、視聴者を虜にした。中でも「Aesthetic」は当時の着うたランキング上位に入るほどの人気を博した。
完成した映像を見たプロデューサーが、作品の成功を確信したというメインテーマ「UNICORN」など「ガンダムUC」の楽曲は、ファンの中でも最高傑作の一つという呼び声が高く、ガンダムファンからの評価も高い。
6万枚を超える売上を記録した「進撃の巨人」オリジナル・サウンドトラック。澤野弘之の名をこの作品で知ったというファンも多い。映像と音楽の相乗効果という点では、澤野弘之の真骨頂とも言える作品である。
そして2019年、新たな澤野弘之の代表作が生まれた。「プロメア」である。
澤野弘之の楽曲の最大の魅力、それは体の奥底から力が沸き上がるようなエモーショナルな曲がある一方、心打たれる切なさ溢れる美しいメロディを聴かせることもできる、その幅の広さにある。
この作品には、ファンが知る澤野弘之らしさの全てが、更に進化した形で表れている。
劇伴作品ともう一つ、澤野弘之を語る上で欠かせないもの、それは様々なゲストボーカリストを迎えてのボーカルプロジェクトSawanoHiroyuki[nZk]である。
初めて参加したボーカリストであるAimerが「自分のアーティストとしての可能性を広げてくれた」と話している通り、mizuki(UNIDOTS)、Yosh(survive said the prophet)など多くのボーカリストの新たな側面を開拓する挑戦的な楽曲を世に送り出している。またこれらのボーカリストが参加するライブは、パシフィコ横浜をソールドアウトさせるほどの人気で、ライブで得た経験が新たな楽曲制作のエネルギーになっていると語っている。
ここでは4つの作品をあげたが、数多い魅力的な作品の中のほんの一部でしかない。
あなたがこれまで知らなかった澤野弘之の魅力に触れるのに、このサイトが尽力できれば幸いである。
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